【備忘録】Pythonのオフラインインストール【RHEL/Linux/python3】

はじめまして 某企業でシステムエンジニアをしている Kotaro です。

 
自分のメモ用でもあるので見づらい点は、申し訳ありませんがご了承ください。
 
本記事の環境前提条件
 
はじめに(注意事項)
  • RHELをはじめとするLinux ディストリビュージョンにはデフォルトでPythonのバージョン2系(Python2)がインストールされている。
  • このPython2はOSが”システム”的に利用している。(今回使うPython3は”アプリケーション”として利用したい。)
  • Python2をアンインストールし、Python3をインストールすれば手取り早そうだが、yumコマンドが実行出来なくなるようなエラーに陥るため、早く進めるには逆効果である。

1.インストールファイルの準備(インターネット接続環境)
  • 下記のFTPサイト等からPythonをダウンロードする。今回のバージョンは3.8.0とする。
https://www.python.org/ftp/python/
 
  • ダウンロードしたファイル(今回はPython-3.8.0a1.tgz)をUSB等の外付けデバイス経由で、インターネット非接続の環境にコピーする。
2.Pythonインストール(インターネット非接続環境)
#tar xvzf Python-3.8.0a1.tgz
#cd Python-3.8.0a1
#./configure --prefix=/usr/local/python
#make
#make install
#vi ~/.bash_profile 
export PATH=$PATH:〜〜〜〜〜〜の後ろに「:/usr/local/python/bin」を追記して保存する。
#ln -s /usr/local/python/bin/python3 /usr/local/bin/python
  • 正しくインストールされたかバージョン確認をする。
#python --version
Python 3.8.0
  • 動作確認を行う。
#python
Python 3.8.0 (default, m dd yyyy, hh:mm:ss)
[GCC x.x.x yyyymmdd (Red Hat x.x.x-xx)] on linux
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>>
print(‘任意の文字列’)    [enter]
⇨任意の文字列 が出力されたら動作OK
exit()   [enter]
Pythonを終了してbashに戻る
誤った記載は気付き次第随時更新する。
 
以上